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花のいろいろ
シャコバサボテン編


Norik Garden


 花の少なくなる年末から出まわり始め、冬の鉢花としても貴重な存在。冬の窓辺を飾る代表選手として、シクラメン同様たくさんの人に親しまれています。
    

植物名
植物名 シャコバサボテン。
和 名
科 名 サボテン科。
種 類 多肉植物。
原産地 ブラジル原産。
分布生育地 全国にて栽培可能です。
適 所 室内鉢花。

花ことば
花ことば

生育条件
生育適温 15℃〜20℃あれば十分な生育が望めます。
10℃を大きくわるような、極端な環境の変化に会いますと、蕾の落ちることもあります。
 

入手方法
市販時期 秋頃には、蕾をたくさんつけた鉢植えが並びはじめます。
選び方 蕾の数が多く、各茎節に平均してついているものを選びましょう。
蕾が小さかったり、大きさが不揃いであったりすると、購入後のちょっとした環境の変化にも対応できず、蕾が落ちることもあります。
茎節がしなびていたり、ダラッと垂れ下がっているものはあまり感心できません。
咲ききっているものは見た目には豪華ですが、やはりこれから咲く蕾の多いものを選ぶのもポイント。
肥料切れや日焼けをおこしていますと、茎節にはつやが見られず、緑色もイキイキしておりません。全体的に黄色味がかっているものは要注意。

特 徴
特 徴 11月〜12月にかけて花を咲かせることから、英名ではクリスマス・カクタスとも呼ばれています。
短日性植物です。9月以降の夜間は、照明のあたらない場所を選びましょう。昼の時間が長いと花芽がつきません。
茎節の先端に1〜2個の花をつけます。
花色は鮮やかな赤のほかに、桃、白などもあり、黄色の品種も見かけるようになりました。
茎節 葉状茎という、葉と茎が一緒になった扁平の小さな茎節が特徴です。
根は密生します。毎年の植え替えをこころがけましょう。
 

さし芽
適 期 植え替え時に、株を整え不要になった茎節が利用できます。適期は4〜6月。
さし穂調整 摘み取った茎節を1〜2日、陰干し乾燥させてから挿します。
1枚ざしのように、茎節を分けすぎますと、大きくなるまでに時間がかかりすぎます。また、若い芽も挿し芽には不適切です。
 
さし床 容器はビニールポットで十分。
数枚の茎節の向きを揃えて重ね、植え込みます。
用 土 排水のよいものがおすすめ。赤玉土と腐葉土の一般的な用土を混合されるなら、パーライトを少量混ぜ込んでおくとよいでしょう。
肥 料 さし芽株は、年内の開花には間に合いません。秋までは肥料を与え、株づくりに努めます
さし方 数枚の茎節の向きを揃えて重ねるとよいでしょう。
土に挿しこむとき、基部を痛めないようにそっと。
水やり 湿り気を与えた用土に挿しますが、以降は乾かし気味の管理をこころがけても大丈夫。
管 理 直射日光のあたらない、比較的明るい日陰を選びます。
鉢上げ 約2週間ほどで発根がみられますが、1ヶ月ほど様子をみてから鉢上げすると良いでしょう。

生育・開花期の手入れ
置き場所 午前中に陽射しの入る窓辺がおすすめ。できればカーテン越しのやわらかな陽射しを。
暖房器具の近くは禁物。温風をまともに受け、湿度が不足します。
湿度の不足した環境が苦手です。蕾が落ちることがあります。
夜間は鉢を部屋の中央へ、外気からの冷害を守るなら十分効果的。ダンボールをスッポリかぶせてもよいでしょう。
水やり ひんぱんな水やりはそうそう必要ありません。鉢土の表面が十分乾いてから。
12月前後の夜間は厳しく冷え込みます。根腐れから株をまもるなら、開花中といえどもやや乾かし気味の管理をコントロールしましょう。
晴れた日の午前中を選び、夕方頃までにはきちんと水がきれるように。受皿には水を溜めません。
肥 料
花ガラ摘み 花がひととおり終わりますと、株は休眠に入ります。花ガラ摘みを怠らないように。
病害虫 カイガラムシの発生がみられることがあります。適切な薬剤の散布を。

花後の手入れ
肥 料 花つきを促すために、7月以降の施肥は控えます。残ったままの置肥などは、取り外しておきましょう。
 
休眠期 花が終わり株は休眠に入ります。暖かくなる春を待つまでの間、越冬の対策をこころがけるとよいでしょう。
冬越しには10℃あれば大丈夫。10℃をわり2〜3℃に迄なるようであれば、水やりは十分慎重に。
冬期の水やりは控えぎみの管理で十分。寒さに耐えるためには多湿は禁物。目安としては少量を月に2度前後を。
置き場所は陽射しの入る窓辺がよいでしょう。
春期作業 生長期に入ります、置き場所は日当たりのよい窓辺の室内。冬の間の日照不足もこの季節に補っておきましょう。
外気温が十分に緩んでから、水やりの回数を徐々に増やしはじめます。
4月をむかえれば、戸外での管理に切り替えても大丈夫。
無事に越冬をすませた株の植え替えは、外気温の緩む4〜5月頃を待ってから。
植え替えにそなえて、不揃いになった茎節の長さを揃えておきましょう。2〜3節を目安に摘み取ります。
 
地上部の整理がととのったなら、根鉢を底の方から崩し、古土を半分ほど落とします。自然と落ちる痛んだ根も取り除きます。
植え替え後の1週間ほどは、直射日光を避けて比較的明るい日陰を選びます。
7月頃迄を目安に、緩効性の置肥を施します。月に2度位の液体肥料でもかまいません。
夏期作業 梅雨時の水やりは過湿になりがちです、やりすぎに注意します。
置き場所は直射日光下を避け、比較的明るい、涼しい風通しのよい木陰など。
シャコバサボテンは暑さが苦手。高温と鉢土の多湿がかさなると、根腐れをおこしやすくなります。
根腐れをおこしますと、元気はなくなり、葉は肉薄が目立つようになります。
秋期作業 日当たりのよい窓辺の室内。
9月頃を目安に水やりを控え花つきをうながします。
短日性植物のため、秋以降の夕方からの置き場所は、照明のあたらないスペースを探します。日照時間が短くなることに反応して、花芽をつくります。
花芽分化期に向け、鉢内に肥料分がのこらないようにします。窒素分が残りますと、花つきに影響を与えます。
夏の暑さに弱った株は、秋が植え替えどき。根が赤黒く変色しているようであれば根腐れ。
健康な部分の根を残し、腐った部分を取り除いてから4〜5日陰干しし、新しい用土で植え替えをすませましょう。
若い茎節には花がつきにくいため、9月頃には茎節を1枚づつ摘み取り、花つきをそろえる準備をしておきましょう。
 
茎節は先端をつまみ、クルッとひねると簡単にはずれます。



特別付録
栽培日記:シャコバサボテン編





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